重なる冠婚葬祭で痛い出費に
数年前一か月に3件の結婚式と1件のお葬式がありました。
結婚式は関東圏に集中し、新幹線で行き私と母が同日に重なった結婚式をそれぞれ一人一件で参加して、もう一件は二人で参加というものでした。 本当は父も呼ばれてましたが、近所の親族が危篤で残って葬式支度です。
結婚式だけでかなりお金が飛び、葬式で飛び、帰って来てから3人顏を合わせてお金の金額を照らし合わせたら30万円は軽く無くなってました。 総額を考えると血の気がなくなりそうでした。
移動の疲労と慣れない人と顔合わせに気疲れで、へとヘとの上にお金もないという事実はより一層疲労困憊に拍車をかけました。
「あ、引き出物ちょっと重かったよね食べ物かも」と少しでも食費が浮く事に希望を託し、包装を解いたら陶器のセットでした。 食べ物のかけらもない。
疲れて横になった母は「売ってこい」の一言です。 「これは猫の餌入れか?」と陶器のミニプレートを眺める父。 有難味がなさすぎて申し訳ないですが、そんなもんです。
お金は簡単にどこかへ行ってしまう
なんだかんだと仕方ない必要経費だし、カードローンを使わずに手元のお金で間に合ってよかったという事にして、皆ぐったり寝てしまいました。
翌週年金が入って安堵し両親はほくほくです。 勤め人の私だけが欠勤分引かれ、職場に手土産、体力ぼろぼろでお金が入ってくる目途がなく、正直何も残らないしょっぱさに泣きました。
北海道の合理的な参加費型結婚式が羨ましいです。 お金のかからない結婚式が普及して欲しいです。
お金を使った割には、料理は何食べたか覚えていないです。 「お金よ君はどこへ行くのか」という心境になりました。